「千年企業」、すなわち「潰れない企業」になるための要諦とは?
(本セミナーの基本思想)
株式会社金剛組という宮大工で構成される会社が大阪にあります。
578年に聖徳太子が百済から招いた宮大工が創業したので、2018年で創業1440年になります。もちろん世界最古の企業です(ちなみに、創業千年超えの企業は他にも8社現存しています)。
世の中の流れは10年先はおろか5年先すらも分からないのですから、千年先など、誰にも分かりません。
しかし、この金剛組のように、万人を魅了する企業になれば、千年企業になれる可能性はゼロではないのです。そのためには、経営者の理念・ビジョンが万人を魅了するものであることと、理念・ビジョンの実現を舞台裏から支える資金管理・経営数値管理の体制が必須です。
本セミナーでは、その資金管理・経営数値管理の体制について、お伝えします。
さて、企業は経営者の志を実現するための器です。そのためには、器である企業が事業を継続できていなければなりません。
そのために先ず必要なのが資金です。
そして、資金調達にはれっきとした正しいやり方があり、それを知らない中小企業経営者が余りにも多いというのも現実です。その正しいやり方を踏まずに、闇雲に金融機関に融資を申し入れても有事(いわゆる、雨の日)はおろか平時(いわゆる、晴れの日)であっても間違いなく、応じてくれません。
企業にとっての平時(いわゆる、晴れの日)がいつまで続くかは誰にも分かりません。つまり、中小企業経営者は、平時(いわゆる、晴れの日)の今こそ、その正しい(つまり、融資されやすい)資金調達ルートの構築方法を知り、かつ実行に移すべきです。
そのための要諦をお伝えします。
次に、経営者であれば、志をもって始めた事業を成長させたいと真剣に考えています。
そうであるからこそ、この想定不能な環境変化の中で生き残っていくために、さまざまな手を打ちます。しかし、それが空回りすることが多いです。
ここでは一例だけ紹介します。それは、新規顧客開拓や新規商品開発に対する取り組みです。
これは一見正しい経営判断に見えるかも知れませんが、実は大きな落とし穴があります。その落とし穴に気付いていない経営者が余りにも多いのです。それを知らずして、新規商品と新規顧客にどれだけコストと時間をかけても、事業の高収益化など夢のまた夢です。効果が出ないどころか、むしろ経営はますます悪化していきます。
ほとんどの中小企業経営者は、自社の業績を分かったつもりでいますが、残念ながら、損益を会社全体でしか見ていません。いわゆる「ドンブリ勘定」です。
その結果、赤字商品・赤字顧客の存在を見逃し、売れば売るほど広がる赤字を一日でも早く止めなければならない、そういう状況下にあることすら全く気が付いていません。逆もまた然りで、注力すれば大きく儲かる黒字商品・黒字顧客の存在にも気付かず、大きな儲けのチャンスを逃しています。この潜在利益の存在を放置したままの状態で、新規商品・新規顧客をいくら取り込んだところで、状況が悪化することは自明です。
逆もまた然りで、この落とし穴を完璧に塞ぐことができさえすれば、新規商品と新規顧客に取り組む効果は格段に上がっていきます。
本セミナーではそれ以外の事例も交えながら、高収益事業構築のための要諦をお伝えします。
ご参加をお薦めする経営者
以下のいずれかに該当する経営者の方々のご参加を強くお薦めします。
- 資金ニーズはあるものの、金融機関対応がよく分からない中小企業経営者
- 調達した資金を最大限に有効活用したいが、具体的な管理手法が分からない中小企業経営者
- もしかしたらウチはドンブリ勘定ではないかとうすうす気付いている中小企業経営者
- ヒット商品にも拘らず、なぜか利益を稼げていないのが腑に落ちない中小企業経営者
- 自社は「経験と勘の経営」で十分乗り切っていけると自信満々の中小企業経営者
- 経営計画なんて意味が無いと信じて疑わない中小企業経営者
- 連続黒字なのはいいけれど、納税額が分かるまで心配で夜も眠れない中小企業経営者
セミナープログラム
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秘訣1企業存続の流れを俯瞰する
- 企業にあるのは「始め」のみで、「終わり」はなし
- 資金調達なくしては、何も始まらない
- 資金調達は、貸借対照表の「右」側
- 事業成長は、貸借対照表の「左」側
- 経営者は経理を知る必要はないが、しかし・・・
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秘訣2隠れた赤字と中途半端な黒字を知る
- 「隠れた赤字」に気付かないことの恐ろしさ
- 「中途半端な黒字」に気付かないことの勿体なさ
- 「経験と勘による経営」の鮮度の悪さ
- 今のままでは「新規商品開発」はやってはいけない
- 今のままでは「新規顧客開拓」はやってはいけない
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秘訣3月次決算を最強の戦略ツールに変革する
- 経営者は従来の月次決算書を見てはいけない
- 経営判断から逆算して戦略的月次決算を構築する
- 戦略的月次決算は「原因」にフォーカスする
- 「未来」を見るために存在する戦略的月次決算
- 戦略的月次決算だからこそPDCAが回り始める
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秘訣4経営計画を最強の戦略ツールに変革する
- 経営計画の9割以上が機能不全
- 経営計画は「使い倒す」ために作るべし
- 経営計画は未来の月次決算のかたまり
- 経営計画は「単年度」と「中期5ヶ年」が必須
- 戦略的経営計画は戦略的月次決算と双子の関係
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秘訣5資金調達ルートの構築
- 創業10年後の生存率が10%未満という過酷な現実
- 金融機関は本当に「雨の日」は傘を貸してくれないのか?
- 「雨の日」に確実に資金調達できる方法
- 資金調達に動くべきはズバリ「晴れの日」のみ
- すべては金融機関との関係性構築にかかっている
専任講師について
専任講師/村上 徹(むらかみ とおる)
株式会社 村上経営コンサルティング 代表取締役
公認会計士/経営コンサルタント
約20年間、公認会計士として、会計監査や株式上場支援(IPO)を通じて、数多の企業経営の中枢に触れてきました。いわゆる職業会計人としての時代である。
その後、会計コンサルティング会社を起ち上げ、約10年間共同経営者として企業経営に携わる。
この30年間を踏まえて、「公認会計士が会計基準の番人としての知見をどれだけ発揮しても、企業経営者のニーズに到底応えることはできない。」ということを痛感する。
たとえば、業績不振に陥った企業をV字回復させるには、会計の領域とは全く次元の異なる対応力が求められる。それは、職業会計人の領域では太刀打ちできるものではない。企業経営者のニーズは別のところにあり、「会計基準がどうのこうの」ではないという場面に幾度も遭遇する。
そこで、職業会計人時代に培った知見と、企業経営者として積んできた経験を融合して、一社でも多くの中小企業が冒頭に紹介した金剛組のような、百年はおろか千年続くような企業になるためのお手伝いをしたいと想い、経営コンサルタントとして独立を決意。
中小企業経営者にとって、何らかのご縁で同じ道を歩むことになった社員は大切な家族も同じであり、その家族同然の彼らの生活と人生を守るためにも、資金倒れとは無縁の万全な資金調達ルートを構築し、かつ、調達した資金をフル活用して事業を着実に成長させて、百年はおろか千年続くような千年企業を、経営者と共に目指す。
現在、同社代表取締役。1960年生まれ。横浜国立大学卒業。
《保有資格》
公認会計士(日本公認会計士協会所属・登録番号 第10331号)
専任講師からのメッセージ
企業が存続するためには、資金調達面(資金調達ルートの構築)と資金運用面(高収益事業の構築)の両面が不可欠です。なぜなら、この両面は深い相関関係をもっているからです。なので、いずれか一方では明らかに片手落ちで、企業存続のためには、両面をバランスよく経営していくことは避けて通れません。
当セミナーでは、従来多くの経営者が当たり前すぎて気付いてこなかったこの両面についての「秘訣」を、分かりやすく公開します。この秘訣が今後の経営の指針になることをお約束します。
開催要項
現在開催予定のセミナーはありません。予定が決まり次第掲載させていただきますので今しばらくお待ちください。
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- 本セミナーの参加に関しまして、疑問等ございましたら、別掲までお気軽にお問い合わせください。
- 士業、コンサルタントの方のご参加はお断りしておりますので、ご了承ください。
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お問い合わせ先
株式会社 村上経営コンサルティング
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Eメール: info@murakami-mc.co.jp
※当社主催のセミナーは、「100%返金保証」にて実施しております。万一、内容にご不満の場合や、思っていた内容と違っていたといった場合には、理由を問わず全額返金いたします。ご安心の上、お申し込みください。
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