今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年1月30日号] お客様にお詫び申し上げます!ン?何が?

一昨日、
 東京に行ったのですが、
 雪予報が転じて雨降りでした。
 (しかもかなりの大雨)

午前8時台の地下鉄に
 乗った時のことです。

いきなりですよ。
 こんな車内アナウンスが
 聞こえてきたんです。

「お客様にお詫び申し上げます!」
 と。

 ン?

何が?

 急ブレーキかけて、乗っている人たちが将棋倒しになったの?

なってないよね。

 だれか線路に侵入して、電車が止まっちまったの?

止まってないよね。

 でも、謝っている。

 ン?

何が?

 続いてこんな車内アナウンスが。

「本日は悪天候で、
 ダイヤが多少乱れておりますこと、
 お詫び申し上げます。」

とな。

 そんなこと、今朝から知っとるわい!(笑)

昨日から
 天気予報士さんが、
 テレビでしつこいくらい喋ってるから。

電車だって、
 全然普通に動いているのに、
 なぜ謝る?

謝りすぎだよ。

クレイマーがはびこるから、
 必要以上に謝るのかいな?

必要以上に謝るから、
 クレイマーがはびこるのかいな?

 いずれにしても、

よからぬマイナス循環が
 生まれつつあるような気がして、
 すこぶる気持ちが悪い。

僕らの年代の人間は、
 こんなんじゃなかった時代も
 知っているから、

今がどれだけ異常か、
 比較ができる。

しかし、

今の若者や子どもたちは、
 過剰に謝る時代しか
 知らないから、

こんなのが当たり前だと
 心と身体に染み付いている。

 これでいいのか?

いいわけない!

 何かやらかしたとしても、

「まあ、お前も、俺も、
 お互い様だよなぁ!
 ガハハ!!」

なんて、
 笑い飛ばせる関係性って、

消滅するより、
 ちょっとだけでも
 残り続けてほしい、

なんて思うのは
 僕だけだろうか?

今日は、
 財務とは何にも関係のないことを
 つらつらとお話ししました。

 

今日も最後までお読みいただき、

 ありがとうございました。
 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!