今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年2月19号] いまトイレ行ってるので少しお待ちください!

最寄りのJR草薙駅、
言わずと知れた
超ローカル駅での出来事。

出発まであと4分、切符買う時間ありそうだな。
 窓口にも列はない。

よっしゃー!
 バタバタだけど、なんとか大丈夫・・・か?

なんじゃこれ?

窓口に小さな四角のプレートが
 立てかけてある。

そのプレートはこう言っている。
 「ただいま不在です。
  少しお待ちください。」と。

なんと!
 こんなことがあるのか〜!

と思いきや、
 部屋の中に普通に立っている
 責任者風の駅員さんと目が合った。

 僕は、
 「ただいま不在です。
  少しお待ちください。」
 と言っている小さな四角のプレートと、

その責任者風の駅員さんの顔を、
 代わる代わる見比べてしまった。

「不在ではなくて、そこにいますよね?」
 と思い、おもむろにその人に聞きました。

「切符買いたいんですけど!」
  (あなた、売りたくないの?)

「今、いないんですけど」
  (ん?あなた、そこにいるよね?
  駅員でなければ、あなたは誰?)

「えっ?59分のに乗りたいんだけど!」
  (時計を見たら、55分。あと4分!)

「トイレ行っちゃってるので、
  たぶんすぐに戻ってきます。」
  (トイレはどうでもいいけど、
  目の前にいる責任者風のあなた、
  なぜ発券しないの?
  責任者風だから、権限はあるよね?
  もしかして、機械が苦手で操作方法を
  知らないとか?)

やがて、
 見るからに若い駅員がやってきて、
 机に向かうやいなや、
 カタカタと機械を叩いて発券してくれた。

ホームに立ったのは1分前だったから、
 ギリギリ間に合った。

元を正せば、
 僕が余裕を持って、
 家を出れば良かっただけの話だけど、
 何やら不思議な後味が残った一件でした。

 

今日も最後までお読みいただき、

 ありがとうございました。
 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!