今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年4月5日号] 進化の可能性は良い時より悪い時に生ず

薄々気が付いているけど、

 

「取り敢えず、このままで、まぁいいか〜」

 

「特に問題もなく、動いているからなぁ〜」

 

といった具合に、
 放置していることって、
 一つや二つはあるのではないでしょうか?

 

日常に追われている経営者であれば、
 なおさらだと思います。

 

その上で、
 言います。

 この放置状態を
 未来永劫続けていいかと言うと、
 決してそんなことはありません。

 

このことも、
 経営者ご自身は分かっています。
 でも、手を付けない。

 

手を付けられない、と言った方が
 相応しいかも知れません。

 

なぜなら、
 優先順位を
 かなり後ろに回しているからです。

 

そして、
 いずれは問題が表面化する。
 その時に対処すればいいんだ。
 と自分自身に言い聞かしている。

 

 それが「今までの普通」
 だったのではないでしょうか?

 

しかし、
 今、我々に襲いかかっている
 新型コロナウィルス。

 

これに限っては、

 

「取り敢えず、このままで、まぁいいか〜」

 

「特に問題もなく、動いているからなぁ〜」

 

は、残酷ですが、
 絶対に通用しません。

 

このことは、
 既に事実として、
 目の前に突き付けられてしまいました。

 

その上で、
 この眼前の事実をどう捉えるべきか?

 

 今目の前にある危機は、
 紛れもない危機として向き合う。

 

当然です。
 生き残らなければならないですから。

 

 その上で、
 この危機を、
 自社の進化の起爆剤として、
 位置付けたい。

 

なぜなら、
 今まで悠長に先延ばししてきた
 面倒臭い経営課題の全てに、

 

待ったなしで
 着手しなければならなくなったからです。

 

「いつかやればいい」

 

が、

 

「今やらねばならない」

 

に舵を切り替えなければ
 ならなくなった訳です。

 問答無用に、です。

 

 これに、
 シンドイ!
 なんて言っている暇などありません。

 それはそうです。

 

単に放ったらかしにしてきたことを、

首根っこ掴まれて、

 

「オイ、とっととやらんか!」

 

とネジを巻かれているだけですから。

 

 今やれば、会社の将来も変わってきます。

進化のきっかけを手にできます。

 辛いし怖いし、
 得体の知れない新型コロナウィルス。

 

でも、
 もう一つ違う見方を加えてみませんか?

 

あなたの会社を否応なく進化させる
 閻魔大王かも知れません。

 

 会社、
 あなた、
 あなたの社員とその家族、

 

の命を守っていきましょう。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!