今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年4月23日号] 昨日までの不自然は今日からの自然

今動いている事業であれば、
 ビジネスモデルというものを
 例外なく持っています。

 

稼ぐ利益には、大小あるでしょうけど、
 売上が上がっているのであれば、

 

別の言い方をするならば

 

1円でもお金を
 払っていただけるお客様が
 一人でもいるのであれば、

 

そこには、
 間違いなく、
 ビジネスモデルが存在します。

 

「時代遅れのビジネスモデル」
 とか、

 

「市場のニーズを
 汲み取っていないビジネスモデル」
 とか、

 

よく耳にする言葉です。

 

 ウチの会社も、
 そうならないようにしないと!

 

と、いつも
 気にはかけているものの、

 

その課題の重さと大きさに、
 ついつい目をそらして、

 

ガッツリ取り組むのを
 先延ばししてきていませんか?

 

「まだいいや、取り敢えず
 今までのやり方で何とかなってるし。」

 

とか、自分で自分を
 言い聞かせたりしてやしませんか?

 

 

この、

 「まだいい」

 

「取り敢えず」

 

「何とかなっている」

 

 のフレーズが、
 自分を言いくるめていく
 最悪の曲者です。

 

でも、
 第三者が、
 同じことを言ったって、

 

経営者が言うことを
 聞くわけがありません。

 

 なぜなら、
 それが経営者だからです。

 

 人の言うことを
 ホイホイ聞いていたら
 経営者は務まらないからです。

 

 その上で、
 敢えて言います。

 

「まだいい」

 

「取り敢えず」

 

「何とかなっている」

 

などという
 自分言いくるめフレーズで、

 

いろんな問題を
 先延ばししてきた経営者も、

 

そんなことを言ってられない時代が、
 問答無用で目の前に迫ってきました。

 

 新型コロナウィルスです。

 

 あなたに、
 ビジネスモデル変革を迫っているのは、

 

紛れもない第三者です。
 しかも、人ではないのです。
 ウィルスなんです。

 

しかも、ついこないだまでは、
 この世に存在すらしていなかった
 ウィルスなんです。

 

 このウィルスは、
 問答無用です。

 

融通など通用しません。

 

ビジネスモデルだけでなく、
 人間が、今までのらりくらりと
 先延ばししてきたあらゆることを、

 

爆速で変革することを
 有無を言わさず、
 要求しています。

 

経営者であるあなたは、
 ビジネスモデル変革を含めて、
 会社内で放置してきた問題点をも、

 

全て見直すことを、
 突き付けられています。

 

やるしかないのです。

 

やらなければ、
 淘汰されていくだけです。

 

ただし、
 右往左往してはダメです。

 

 自分の軸はブラさずに、
 考えられる限りの手法で、
 試していきましょう。

 

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今回のコロナ禍で、
 気付くべきことは
 沢山あります。

 あなたの「在り方」を
 具現化するための「やり方」として、

 

今まで見直しを
 避けてきてことが、

 

実は早急の見直しが
 求められることだったりします。

 

 「在り方」を変える必要はありません。

 

その上で、
 「やり方」を変幻自在に
 変えていきましょう。

 

 コロナはそれを僕らに試しています。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!