今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年1月27日号] カレーだけで50年以上君臨しています!

東京の新宿に行く用事がある場合、
 5割以上の確立で立ち寄るんですよ。

ある立ち食いカレーショップに。

そうです。

C&Cというお店です。

僕が必ず行くのは、
 新宿駅の京王線の改札のすぐ近くにあるお店です。

今日はこんなことをお話ししたいと思います。

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このお店、

僕が25年くらい前に
 新宿の監査法人で働いていた頃からあります。

調べてみたら、
 1968年に
 第一号店出店とあります。

今年が2020年なので、
 52年ですか。

カレーだけですよ、売っているのは。
 信じられない・・・。

その一号店って、
 もしかしたら、
 僕がいつも行くあの店でしょうか?

だとしても、
 何の変哲もない、
 ちーっさなお店です。

 いずれにしても、

僕の中では、
 その店はバケモノ店として君臨しています。

いつ通りかかっても混んでいるんです。

 そりゃそうです!

圧倒的な数の通勤客の動線が、
 早朝から深夜まで365日間
 確保されているんですから。

試しに
 日売りを弾いてみました。↓

・客数17席
 ・平均単価600円
 ・滞留時間10分(時間当たり回転率6回)
 ・営業時間 およそ15時間

17×600×6×15=918,000円
 常に満席ではないので、掛け目7割としても、
 918,000円×0.7=642,600円

年中無休だとしたら、
 64万×365日=2億3,360万。

 少なくとも、
 僕が知っている限り、
 この25年間は大繁盛しているからこそ、

同じ場所で、
 同じ商品(カレーライス)を

淡々と、
 黙々と、

提供し続けることが、
 できているのではないでしょうか?

 事業価値を評価したら、
 ウン億円は下らないはずです。

あんな狭〜い店舗面積で。
 とんでもない価値を
 提供し続けているのです。

でも、売らないだろうな。
 親会社の京王電鉄は。

それほど莫大ではないにしても、
 超安定的な利益を、
 確実に稼ぎだしているのですから。

しかも、365日。

とてつもない
 キャッシュポイントですよね?

 先日、
 久々に立ち寄って、
 改めて、痛感しました!

バケモノ店だと!

そして、
 何はともあれ、
 うまい!(笑)

 

今日も最後までお読みいただき、

 ありがとうございました。
 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!