今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年1月3日号] なにコレ?満員なのに店員さん超余裕!

今日は、新年明けての3日目ですね。
今年の正月三が日も今日で最終日。
骨休みができたというよりは、その
逆かも知れませんね。毎度のことな
がら(笑)
村上です。
今日もこのコラムを開いてくださ
り、ありがとうございます。
日々気になったことも含めて、随時
お伝えしていきますので、新しい方
はもちろんですが、久々の方もどう
ぞお付き合いしていただけたら、嬉
しいです。
宜しくお願いします!
本コラムの基本スタンスとしまし
ては、私がご提供している財務コン
サルティングにかなり寄せた「『盤
石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」
目線で、いろんな角度からお話しし
ていきます。
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唐突ですが、
先月12月の出来事です。
地元静岡のおでん屋で忘年会をやっ
たり、出張先の街の定食屋で一人め
しを食べる機会がありました。
おでん屋は静岡の人気店だし、定食
屋も大昔に株式上場支援支援で少し
お手伝いさせていただいた会社だし、
どちらも相変わらずのうまさ。
これは変わっていなかった。
だけど、変わったことが一つある!
何だと思いますか?
タッチパネルですよ!
タッチパネルなんですよ!
なんと、おでん屋も定食屋も、タブ
レット式のタッチパネルで注文する
ようになっていたんです!
こんなところにも、AIかぁ。。
と感じ入った次第です。
この変化を好むか、好まないかは、
人それぞれ。
それはお客さん目線での受け取り方
なので、正解も不正解もありません。
でも、経営者目線から見たら、いろ
んなメリットがありますよね。
本日は、そういうことをお話しして
いきます。
一つめ、
スタッフが配膳と片付けに集中できる。
二つめ、
注文ミスが起きない。つまり、クレーム
の芽を未然に摘める。
三つめ、
注文でお客から呼び付けられることがな
いので、混雑時の時こそスタッフの動線
を簡素化できる。
四つめ、
お客側で随時、支払い金額の確認ができ
る。
まだまだありますが、経営者目線では、
人手不足対策、スタッフの労働環境整備、
店内混雑時のトラブル軽減、来店客のス
トレス軽減、などなど。
具体的に紹介しますね。
このおでん屋、配膳の時はお客に冗談を
言ったりして、場をもの凄く盛り上げて
います。
しかも、会計が済んでお店の外にお客が
出るや否や、お会計をしていた店員さん
がお店の外まで飛び出してきて、お客に
弾けるような満面の笑みで、
「あっっりがと―ごっざいました―!
また、お出でくださーーい!!」
と超元気な声で送りだしてくれてました。
大繁盛の理由が分かったような気がしま
した。
これだけでも、AIに振り回されている
どころか、AIの利点をお店のオペレー
ション、ブランディングに活用している
ことが分かるのではないでしょうか?
こんなお店が日本全国に増えてくれば、
インバウンドの外国人たちにも、日本
の「お・も・て・な・し」の素晴らし
さが伝わるのではないでしょうか?
本気でそう思いました。
AIのいいとこ取りの絶妙なお手本を、
地方都市静岡の小さなおでん屋で見せて
もらった。
がんばれ!
我が地元しぞーか!^_^
(ちなみに、静岡のおでんを「しぞーか
おでん」と呼んでいるようです。僕ら地
元の人間は子どもの頃からそんな言い方
はしたことがないですけどね!(笑))
いずれにしても、AIに戦意喪失するので
はなく、AIだからこその長所をいいとこ
取りして、人間にしか出来ない事に磨き
をかける。
これこそ、これからの時代、会社を永続
していくヒントではないでしょうか?
あなたの会社は、時代の変化に振り回さ
れることなく、いいとこ取りして、人だ
からこそ提供できるサービスを日々磨き
上げていますか?
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

次回もまた当コラムでお会いできる
のを楽しみにしています!