今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年2月17号] もし富士山が吹き飛んで変わり果てたら?

最近、富士山が
 綺麗な雪化粧をしています。

冬ならではの
 澄んだ空気も相まって、
 絵はがきさながらの素晴らしい景色です。

静岡に生まれ育った僕は、
 毎日毎日、富士山を眺めることが、
 呼吸するのと同じくらい、
 当たり前になっています。

でも、新幹線で東京に行く時は、
 富士川を渡る度に、
 車内アナウンスで、
 富士山の紹介があったり、

窓際に座っている乗客(特に外国人)が、
 スマホで一心不乱に
 写メを撮ったりしています。

そんな様子を観ていると、

「僕は子どもの頃から恵まれているんだな。」
 と改めて思ったりします。

そう言えば、
 僕が大学の頃だったでしょうか。

売れてましたね。
 「富士山大噴火」とかいう本が。

今でも同じテーマで、
 いろんな著者さんが書いているようです。

それはさておき、

富士山大噴火。

活火山でもある富士山は、
 いずれは噴火すると言われてます。

もちろん起きて欲しくはないですが。

その上で、富士山が噴火した後の姿、
 想像つきますでしょうか?

僕は想像がつきません。

なぜなら、生まれてこの方、
 今の富士山しか見たことがないので、
 想像力が働かないからです。

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唐突ですが、
 人間は一貫性を重んじる生き物です。

つまり、
 今まで継続的に、

見てきたこと、
 聞いてきたこと、
 やってきたこと、

に関しては、
 それらが変化すること自体に抵抗します。

会社経営でもそうではないでしょうか?

市場ニーズに応えるために、
 事業モデルを変えていかざるを得ない
 ケースも多々あるでしょう。

その時に、一番抵抗を示すのは、
 社員、特に古参の社員だったりします。

その時こそ、
 経営者の想いを伝えて、
 なおかつ浸透させるチャンスです。

・この変化を受け入れることにより、
  実現する明るい未来。

・この変化を受け入れないことにより、
  陥いる悲惨な未来。

だから、当社は変化していくぞ!
 と。

どの組織にも抵抗勢力はいます。

人間は一貫性を重んじる生き物なので、
 それも想定内です。

いずれにしても、
 会社を存続させていくために、

諦めずに変化を取り込んで
 いきましょう。

 それはさておき、
 生まれてからずっと見慣れている
 美しい富士山の姿が変化するのは、
 絶対に嫌ですけとね(笑)

 

今日も最後までお読みいただき、

 ありがとうございました。
 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!