今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年3月3号] アンテナを張っていたつもりがまさかの!

人間の脳はスーパーコンピュータ以上と
 いわれますが、
 たまにはポカもある。
 というお話しをさせていただきます。

さて、
 先日、出張で上野のホテルに
 泊まった時の話です。

朝、目が覚めて、スマホを覗いたら留守電あり。
 昨夜の真夜中に着信があったようです。

ん?
 発信者を見ると、
 いつも定宿にしている
 大井町の駅前のホテルからでした。

いつもの定宿の大井町のホテルから?
 今回は泊まっていないのに、一体なんだろう?

留守電を聞いてみました。

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自分はいつも気を付けている、
 というのはほぼ100%思い込みに過ぎない。

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留守電のメッセージはこうでした。

「本日お泊まりの予約を頂いている村上様、
  ご到着がまだのようですが、
  午前1時を回ると、入口が締まって
  しまいますので・・・。」

 エーーーーー!!
 僕は今日は、この上野のホテルに
 泊まっているんですけど・・・。

すぐさま、大井町のホテルに電話しました。

ダブルブッキングしていたようです。
 理由は分かりません。
 間違いなく、僕のうっかりミスです。

そう言えば、
 5日前に予約確認メールが届いていたことを
 思い出しました。

でも、完全にスルーしてました。
 これ、僕のアンテナに
 全く引っ掛からなかったということですよね。

やっちまったなー。

 100%キャンセル代がかかることよりも、

リマインドのメールを見ておきながら、
 僕の意識がまったく動かなかったことに、
 衝撃を受けました。

僕の脳が、完全に機能していなかった
 ということです。

もしかしたら、これって、
 至る所で起きる可能性があるのでは
 ないでしょうか?

大事な仕事上の案件を
 複数走らせている時に、

何か超大事なことを
 平気でスルーしてしまう、とか。

そういう時の後処理の大変さは、
 想像を絶します。

それはできる限り避けたいですよね。

 今日は、
 単純なダブルブッキングのお話しでした。

(後日談)
 キャンセル洩れしていた
 大井町のホテルのフロント責任者の方に、
 別途お電話し、

僕のポカでご迷惑を掛けたことを
 お詫びしたところ、

「今回はキャンセル料は結構です。
  これからもどうぞご利用ください。」

と言っていただきました。

嬉しかったですね。
 見事なフォローだと思いました。

宿泊1回分のキャンセル料を
 放棄することで、

その後の数十回に及ぶであろう
 僕の宿泊利用を、
 ほぼ確定させたのですから。

このホテルフロント責任者の対応も、
 素晴らしい学びです。

そんなわけで、今回の僕のポカは、
 いろいろな事を気付かせてくれました。

 

今日も最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!