今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年3月7日号] 人は血液がなくなったらどうなる?

ちょっとだけ、
 おどろおどろしい話をします。

血が抜けちゃったら、人は絶命しますよね?
 つまり、失血死です。

もちろん栄養満点の食事は、
 とても大事です。

 その上で、あえて言います。

その満点の栄養を活かすためには、
 生きていることが大前提です。

つまり、
 栄養満点の食事を追い求める前に、
 血液が、身体の中を
 ちゃんと循環していることが先決です。

このことを、
 企業に置き換えてみるとこうなります。

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 人は命あってのモノダネ。
 生きていれば、何かができる。

企業もまったく同じ。
 存続していれば、チャンスはある。
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企業でいえば、血液はお金。
 栄養は、人材教育、商品開発などなど。

 資金が枯渇しかけているにも関わらず、
 人材教育とか、商品開発とかを、
 最優先にしている企業があったとします。

その場合、どうでしょうか?

どれだけ、
 人材を教育しようとも、
 商品を開発しようとも、

厳しい言い方になりますが、

資金が続かないのであれば、
 何にもなりません。

 繰り返しますが、

先ずは財務基盤を盤石にすることを通して、

常に先回りして、
 資金繰りの不安を薄めておくが、
 どうしても必要不可欠です。

 今回のコロナショックを見てください。

僕のお客さんも、苦しんでいます。
 同様に、多くの中小企業さんが苦しんでいます。

もちろん、資金繰りにです。

皆さん、
 財務基盤を盤石にする取り組みを、
 平常時に、
 少しでもいいから、
 愚直に継続してさえいれば、

とつくづく思います。

 いずれにしても、
 僕がご依頼を受けている企業に関しては、

「できることはすべてやる」のスタンスで、

全力でご支援します。

 そして、
 今の難局を見事乗り越えていきます。

 中小企業経営者の皆さん、
 こんな状況はずっと続くものではありません。

3月、4月、5月、
 この3カ月が正念場です。

その中でも、
 特に、
 この3月を乗り切りましょう。

 経営者の皆さん、

普段はライバル関係の同業者はいるでしょう。

その上で、
 こういう時だからこそ、
 助け合いながら、
 乗り切っていきたいものです。

落ち着いたところで、
 また切磋琢磨していけばいいのですから。

 

今日も最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!