息子の大学受験の帯同で、
金沢に行った時のお話しです。
その日息子は、
一足先にホテルに着いたため、
フロント横のカフェで
僕とカミさんの到着を待っていました。
僕とカミさんは、ホテルに着き、
カフェでコーヒーを飲んでいる息子を見つけて、
声かけしました。
息子が出てくるのを
フロントで待っていました。
時おり、僕は、
息子がいたテーブルの方を
チラチラ確認していました。
まだか、と。
まだゴソゴソしていました。
カミさんの方を何度か見やりながら、
息子がカフェから出てくるのを待っていました。
何度か息子がいたテーブルの方向を見ましたが、
まだゴソゴソしています。
何やってんだろう?
と思い、カミさんの方を見ると、
あれ?
そこに息子がいる!
んん?
ジャア、ダレナンダ?
あのゴソゴソは?
てっきり、
テーブルでゴソゴソやっているのが、
息子だと思いきや!
なんと、
カフェのスタッフさんでした。
うしろ姿しか見えていないので、
てっきり、
「そこにいるのは、息子以外にあり得ない。」
と思い込んでいた結果でした。
当の息子は、少し前から
僕のすぐそばにいたのです。
実は、
僕はカミさんの方を見やっている時に、
その人影を確かに視界に捉えていました。
しかし、
その人影を
息子と判別できていなかったのです。
少なからず、ショックを受けました。
後で聞いたところ、
息子は、暫くの間、
僕がきょろきょろお店を
のぞき込んでいる様子を
横で観ていたそうです。
「お父さんは、一体何を見ているんだろう?」
って。
まあまあ、
間抜けな父親の姿だったことでしょうね(笑)。
いずれにしても、
人間の思い込みはスゴイですよね。
思い込みの結果で、
取る言動がガラリと変わるのですから。
仮に、その思い込みが、
良い方に出れば、
想定外のプラス結果が出るかも知れません。
逆に悪い方に出れば、
想定外のマイナス結果が出るかも知れません。
今回の僕の思い込みは、
特に良いも悪いも、
全く結果に影響はありませんでしたが。
「これからは、特にビジネスにおいて、
変な思い込みは命取り。
何事にも有意注意で向き合わおう」
と、肝に銘じた一日でした。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。