世の中が新型コロナショックで、
混乱している最中、
少しでも視点を変えていただきたく、
まったく関係のないお話しを、
敢えてさせていただきます。
張り詰めた思考を、一旦緩めてみると、
意外に新たな気づきがあったりします。
さて、始めましょう。
先週は
小中高の卒業式シーズンでした。
とは言え、
普段と違うことといえば、
「卒業式の中止」
「卒業式の短縮」
でした。
僕の息子も今年卒業でした。
彼の高校の卒業式は、
30分ほどの短縮バージョンでした。
でも、開催してくれただけでも恩の字です。
先生方には、感謝で一杯です。
さて、当日の風景、
体育館のステージ寄りに、主役の生徒たち。
その後ろに、保護者たち。
僕もカミさんと二人で、参加しました。
ちょうど、僕ら保護者が座る位置から、
子ども達のうしろ姿がハッキリ見てとれました。
息子は他の子どもたちに紛れて、
ハッキリと見ることはできませんでしたが、
その逞しいうしろ姿を見ながら、
どの子たちにも言えることは、
「みんな、成長したよな。」
でした。
ただそれだけです。
三年前の入学式の時も同じ風景でしたが、
言っても、中学を卒業したばかり。
その後ろ姿には、
まだまだ幼さが残っていました。
それが三年経ったこの春。
全くの別人のような成長ぶりです。
逞しい背中の数々を眺めながら、
本気でそう思いました。
コロナで疲弊しつつあるこの頃。
子ども達の逞しい背中を見ながら、
この子たちが、
それなりに笑い、悩み、苦しみながら
過ごしてきたこの三年間に、
思いを馳せました。
そうしたら、不思議なことに、
「やったるぜー!」
という勇気が腹の底から
湧いてきたような気がしました。
こんな不安定な時期に、
大の大人ですらビビっているこの時期に、
これから新天地に飛び出していく若者に
背中押しをしてもらったような
気がしました。
子ども達だって、
ものすごい不安を感じながら、
巣立とうとしている。
それなのに、
大人がビビっていてどうすんだ!!
心からそう思いました。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。