今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年3月31日号] 自粛は必要、心意気はその真逆で

まず初めに、

今この瞬間においても、
 日本中はおろか、
 世界中が向き合っている
 バケモノの話から、
 させていただきます。

言わずと知れたコロナショック。
 その影響は
 日に日に増しています。

1週間前では
 想像すらつかなかった状況が、
 昨日も起きた。
 今日も起きている。
 明日も起きる。

 そんな想定外の連続です。

そして、ニューヨーク。

世界No. 1のビジネス都市、金融都市と
 言われているニューヨークが、
 今、混乱の真っ只中に置かれています。

ヨーロッパの主要国も混乱の極みです。

これら海外の悲惨な状況は、
‪ 日本の数日後を暗示しているのかも
 知れません。

 この地球上で、
 人間が営んできたあらゆる機能が
 機能不全になろうとしています。

 これは、
 僕らにとっては、
 映画とかでは擬似体験したことがあっても、
 実際に体験するのは、
 間違いなく初めてです。

 ビビるな!
 と言われてもビビります。

 大のオトナでも、そうでしょう。

 社会が機能不全になったとしても、
 僕ら人間には、
 コントロール出来ないことです。

 それは誰もが分かっています。

 ならば、
 僕らがコントロール出来ることに
 全神経を集中させたい。

 それは何か?

感染拡大のスピードを遅らせることです。

 そのために何が出来るか?

行動を自粛することです。

 人と接触するような時間を
 できる限り
 削ぎ落としていくことです。

 これだけは、
 僕らがコントロール出来る
 唯一のことです。

 出口は見えませんが、
 それを続けていくことが、
 最優先の行動ではないでしょうか?

このように、
 自粛は必要です。

戦国時代の兵糧攻めです。

 「自宅」という城に篭って、
 「新型コロナウィルス」という敵の攻めを
 やり過ごす。

 そのための、食料、水を
 定期的に調達するのです。
 (当たり前ですが、
 自己中の買い占めは論外です)

 しかし、
 そこにだけ全神経が張り詰めると、
 「コロナ鬱」という症状を招きかねません。

これは絶対に避けたい。

そのために、
 気持ちの上で持っていたいこと。

それこそが、
 コロナショックを乗り越えた後の、
 未来イメージです。

 必ず、
 明るい未来はやってきます。

 もちろん、
 その明るい未来に
 いつ切り替わるのか、
 誰にも分かりません。

 人間にコントロール出来ないこと
 だからです。

そんなこんなも
 腹落ちさせた上で、
 現状の苦境に向き合っていきましょう。

 先ずは、
 自分と自分の大切な人たちの命を
 守っていきましょう。

 

今日も最後までお読みいただき、

 ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!