今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年4月1日号] 言葉を変えて生き方を変える

人間の脳は、
 インプットしたことだけを
 アウトプットします。

分かりやすい例で言えば、
 静岡生まれの僕は、
 静岡弁を話します。

これ、うめえら?
 (これ、おいしいだろう?)

今日、おめえっち行くら!
 (今日、お前の家に遊びに行こうぜ!)

なんだこれ、ぶしょってえな!
 (なにこれ、汚いなぁ!)

この辺でやめときます(笑)

 こんな風に静岡弁を、
 小中高と話していた僕です。

でも、
 オギャーと生まれて、
 言葉を話すようになった瞬間から、
 この静岡弁を話していたでしょうか?

そんなことはないですよね。

僕の両親、
 親戚の叔父さん叔母さん、
 兄弟、

いつも身近にいた人たちが、
 僕に静岡弁で
 話してかけてくれたからこそ、

来る日も来る日も、
 僕の耳を通して、
 脳に静岡弁がインプットされ、

結果的に
 静岡弁を普通に
 話せるようになったのです。

 ならば、

自分の現在が
 思い通りになっていない、
 なんとか変えたい、

というのであれば、

自分の脳にインプットする言葉を
 変えてみようではないですか。

生まれてからこのかた、
 自分の脳に
 一番インプットしているのは
 一体誰でしょうか?

 それは、明らかにあなた自身です。

今が思い通りになっていない
 のであれば、

インプットする言葉を
 変えていきましょう。

 特に今現在、
 経営者の皆さんを取り巻く環境は、

先の見えない
 不安なことだらけに違いありません。

意識しなければ、
 口をついて出る言葉は、
 後ろ向きな言葉に
 終始してしまいがちです。

それでは、
 後ろ向きなアウトプットしか
 出てきません。

 ならば、
 こんな先行きの見えない
 辛い時だからこそ、

歯を食いしばってでも、
 前向きな言葉を発して、
 前向きなアウトプットを
 していきましょう。

従業員は、
 いつもあなたを観ています。

あなたの前向きな言葉は、
 従業員にも
 インプットされていくのです。

どうせインプットするならば、
 後ろ向きなんかではなく、
 前向きなインプット!

これしかありません。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!