今年の正月の
箱根駅伝を思い出してください。
激走する各選手のすぐ後ろを、
それぞれの大学の監督が、
車に乗って追走していました。
「よーし、●●!
いいぞー、そのペースだ。
キロ●分●秒のペースだぞ!
予定通りだ。
そのペースで通せー!」
とか、
「がんばれ、●●!
今のペースはキロ●分●秒だ!
予定より●秒遅れてるぞー!
今よりキロ●秒だけ
ペースアップだー!
がんばれー!」
とか。
テレビ中継なので、
断片的にしか聞こえませんでしたが、
監督はこういった檄を
選手に対して飛ばしていたことが
容易に想像がつきました。
監督は、
目の前を走っている選手の走行状態を
逐一把握しています。
その実際のタイムと、
設定している目標タイムとの比較で、
遅れていれば、
どれだけペースアップすべきか、
瞬時に判断し、選手に適格な指示を与えます。
そして、選手に最適な軌道修正を
促していくのです。
これを、レース中、
ずっと実践しているのです。
お気づきかも知れませんが、
これを企業経営に置き換えると、
PDCAサイクル、そのものです。
PDCAサイクルを的確に回す
ということは、
現状に対して、
最適な軌道修正を瞬時に決めて、
実行していくことです。
しかも、この軌道修正は、
経営者にしかできない役割です。
外部環境が猛スピードで変化している
今のような状況下では、
この瞬時の軌道修正が
さらに重要になってきています。
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自分の中で、
仮説を立てたら、
後は躊躇なく走り出すことです。
つまり、行動に移すということです。
でも、思い通りにいかないことが
必ず出てきます。
その時に避けたいのが、
行動をやめてしまうことです。
考えてみてください。
やめる必要など皆無です。
やめることなく、
軌道修正しながら、
進めばいいのです。
ただそれだけです。
動き続ける中で、
ヒントが見えてくるものです。
動き続きましょう。
箱根駅伝で
完璧にPDCAを回している、
監督と選手たちのように。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。