今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年4月21日号] 自分を信じる!努力はお守りになる

この大苦境の中で、
 自社の存続だけに
 フォーカスしている自分のことを、

 もしかしたら、

「日頃は世の為人の為なんて
 言っているくせに、
 俺って、結局は自己中心じゃないか!」

なんて、自己嫌悪のような気持に
 なる時があるかも知れません。

 そういう自己嫌悪があったとしても、
 恥ずべきことではありません。

今は、地球上の誰もが未体験ゾーンに
 巻き込まれているからです。

 その上で
 こう考えてみたらいかがでしょうか?

あなたが、
 あなたの会社を
 まず第一に立て直そうとするのは
 当たり前。

あなたの会社が
 存続できなくなったら、

あなたの会社の商品サービスに
 価値を感じてくださっていた人たちに、
 その価値を
 提供できなくなってしまう。

 それは、そのファンの皆さんに
 御迷惑を掛けることになる。

だから、
 あなたは、
 あなたの会社のことを
 まず第一に考えて、
 今までに負けないくらい
 価値提供していくんだ、と。

それしかないんだ、と。

 よく考えてください。

この考えが、
 独りよがりと呼べるでしょうか?

 そんなことは断じてありません。

 なぜなら、
 あなたの会社が提供する価値を生み出すのに、

あなたの会社の上流に
 別の協力会社があったりします。

つまり、あなたの会社は、
 こういった協力会社から
 何らかの価値提供を受け、
 かつ、対価を支払っているのです。

その協力会社においても、
 その上流に同じような
 やり取りがあるのです。

 つまり、
 あなたの会社が今まで通りの
 価値提供を継続するためには、

その上流に幾重もの価値提供が
 連綿と積み重なってきているのです。

だから、
 自信と誇りを持って、

あなたは
 あなたの会社のことを
 一番に考えて、
 かつ行動してください。

それが、そのまま、
 上流の会社の皆さまの支援に
 繋がっていくのです。

「支援のサプライチェーン」とでも
 呼んでいいのではないでしょうか?

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今のように、
 飛び交う情報の大半が
 悲観的な時は、

自分の努力が、
 当てもない方向に進んでいる、

だから全く無意味かも、

といった錯覚に陥る時が
 あるかも知れません。

そんな時ほど、
 自分の努力を信じましょう。

それは必ず、
 世のため人のため
 に繋がっています。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!