今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年9月14日号] 慌てず騒がずまずは3か月

おはようございます。村上です。

今日もこのコラムをご覧いただき、
 ありがとうございます。

この春先から、
 コロナ禍に入ってからというもの、
 僕の得意中の得意分野でもある「事業計画」
 に関する御相談やお問い合わせを
 多く頂いています。

これは非常にありがたいことです。

お仕事をさせていただく機会を頂戴するのは
 もちろんありがたいことですが、

それ以上に、僕の力を使っていただいて、
 会社の方向性を良くしていく決断を
 一日でも早くしていただけたのが
 何よりも嬉しく感じます。

まだまだ、僕の存在を知らない経営者が多い
 (世の中的には、ほとんどの経営者が
  僕を知りません(笑))ので、
 早く知っていただいた方が、
 会社を良くすることに繋がりますよ、
 と念じています。

もちろん、そのための活動もしているので、
 徐々にですが知ってもらいつつあります。

さて、話を戻しましょう。

事業計画を御指導する際に、
 作り方、作った後の使い方、
 の概要をお話しし、具体的に入っていきます。

簡単に、作り方なんて言いましたが、
 そんな簡単なことではなく、
 週一ペースで3か月くらいかかります。

逆に3か月を超えないように、
 馬力を上げて作成支援をしています。

なぜなら、事業計画は、作った後、
 使うことが超大事なので、
 早く第1弾を作り上げて、
 即それを使い始めていただく。

その中で、いろいろな経営上の新発見が
 矢継ぎ早に出てくるのです。

その状況を早く経営者に経験してもらいたくて、
 急ピッチで作成支援をするのですが、
 でも3か月くらいかかる。

それはそれで逆に良かったりします。

なぜなら、僕が御支援する経営者の皆さん、
 事業計画を全くご存知ない方もいらっしゃるし、

以前作ったよ、と言う経営者でも、例外なく、
 僕が推奨する事業計画には
 遥か及ばない代物なのです。

なので、経営者にとっては、
 すべてが初体験のことなので、
 御自身の潜在意識の中で「熟成」していただく
 ことがどうしても必要なのです。

学生の頃よくやった一夜漬けのようなやり方で
 事業計画を作ろうものなら、
 おそらく薄っぺらなものしかできない。

だからこそ、この3か月という期間は、
 じっくりと潜在意識の中で熟成させる
 という意味でも、
 ちょうどいい時間の長さかも知れません。

この事業計画の作り方、
 いくつもの論点で構成されていて、
 先ずは、全体像を知ってもらいたくて、
 個々の論点は、僕が手取り足取りで教えます。

目的は、早く全体像を見てもらい、
 包括的な解釈をしてもらいたいからです。

いわゆる、「ゲシュタルト」です。

個々の論点をじっくり時間を掛けても、
 ゲシュタルトなくしては、
 ほとんど意味をなさないからです。

この辺は、また追ってお伝えしようかなと
 思っています。

今日は、
 事業計画作成にはおおむね3か月かかる。
 急ぎ足でもノロノロでもなく、
 ちょうどいい塩梅のスピード感。
 それにより、
 事業計画に関するゲシュタルトが形作られる。
 というお話をしました。

次回以降、どこかのタイミングで、
 各論もお話ししてもいいかなと考えています。

 1日経てば、資金は1日分溶けます。
 1日でも早く、
 意識変革をしてもらいたいと願っています。

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 次回もまた当コラムでお会いできる
 のを楽しみにしています!