今週のコラム 「『盤石の財務基盤』を次世代へと繋ぐ」 [2020年9月21日号] なんと利回り100倍!!

おはようございます。村上です。

今日もこのメルマガをご覧いただき、
 ありがとうございます。

前回は、
 あつっぺらな損益計画の作り方の概要を
 お伝えしました。

前回のメルマガを読んでいない方は、
 こちらをまず読んでください。
 ↓
 https://my180p.com/BackNumber/view/pNrXMdPw/6QJeE44K/ugkxVSPa

前回は、
 「数ある経費の中には超重要な経費が
  あります。それが人件費なんです。」
 と言いました。

なので、
 今日は、数ある経費の中の
 超重要な経費である「人件費」について
 お話しします。

どのあたりが、超重要かと言う前に、

人件費以外の経費との比較でお話ししたら
 分かり易いと思うので、
 その流れでお話ししようと思います。

 人件費以外の経費は、
 会社が事業を進めていくために、
 どうしても必要とされる
 モノやらサービスを購入するための費用です。

ただし、この場合、
 払った対価と同等の価値を手にするだけです。

 例えば、家賃という経費。
 家賃は、会社として仕事をするための
 スペースを借りるための費用です。

ここでは、1か月分30万円としましょう。

その場合、
 数ある経費の一つである「家賃30万円」は、
 オフィスを1カ月使うための経費ですよね。

それ以上でもそれ以下でもありません。
 ポッキリ1カ月分です。

 さて、人件費に移りましょう。

たとえば、30万円というAさんの人件費が、
 経費に計上されているとしましょう。

その場合、その人件費30万円は、
 その月のAさんの働きに支払う対価です。
 そこまでであれば、
 数ある人件費以外の経費と何ら変わりません。

人件費が超重要な経費といった理由を
 これから話しますね。

このAさんは、この月、
 もの凄い仕事を成し遂げたとします。

なんと、5,000万円ものプロジェクト受注
 を勝ち獲ったのです。

そして、このプロジェクトの粗利は
 3,000万円!

つまり、
 このAさん、会社に3,000万円の価値を
 もたらしてくれたんです。

なんと利回り100倍!!
 凄くないですか?

会社から見れば、30万円の人件費をかけた
 Aさんの頑張りのおかげで、
 なんと3,000万円の利益を獲得できた
 という訳なんです。

30万円が3,000万円の価値を
 もたらしたのです。

ここが、
 人件費と、
 数ある人件費以外の経費との、
 唯一無二の違いです。

別の言い方をしましょう。

社員、つまり人材は、
 将来にわたって会社に利益をもたらしてくれる、
 いわば「会社成長マシーン」なんです。

もはや、
 人材などではなく「人財」です。

 さあ、
 ここまでくれば、前回のメルマガで
 「人件費は並みの経費とは違います。
  超経費です!」
 とお話しした理由が
 お分かりいただけたのではないでしょうか?

 実はもう一つ、損益計画を作るうえで、
 どうしても超経費と言わざるを得ない理由が
 あります。

ただし、今日はキリが良いので、この辺にして、
 もう一つの理由については、
 次回お話ししようかなと思います。

ぜひ楽しみにしていて下さい。

 さて、毎回言ってますが、
 皆さんの感想をお待ちしています。

「こんなこと、あんなことを聞いてみたい!」
 という要望があれば、
 遠慮なく言ってください。

感想を送ること自体、
 皆さんの思考訓練と
 アウトプット訓練に
 繋がるのです。

そして、皆さん一人一人の要望は、
 他の多くの経営者の皆さんの要望でも
 あるのです。

だから、
 遠慮なくアウトプットをどうぞしてください!
 楽しみにお待ちしています。

 

今日も最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。

次回もまた当メルマガで
 お会いできるのを
 楽しみにしています!